
魅力的な移住者が集まる「下川町」とは?
北海道北部に位置する人口約3,000人のまち、下川町。
名寄川の上流にあり、9割を森林が占め、まるで北欧のような景色が広がります。
林業が盛んで、循環型森林経営を実施。木質バイオマス燃料を使い、主に町の公共施設に熱供給を行うなど、国から「SDGs未来都市」として選定されています。
自然、温泉、様々な食材にも恵まれた豊かな町ですが、高度経済成長や産業構造の変化などにより人口が急激に減少し、長い間過疎化に悩まされていました。
ですが、実は近年、下川町へ次々と移住者が集まっているのです!
その理由を調べるべく、下川町に移住した方や、下川町で働く人たちへインタビュー。彼らのお話から「人とのつながり」や「くらしの魅力」が見えてきました。
下川町でくらす人々のストーリーを、ぜひご覧ください!
下川町へ移住し、くらす人たち
【楽しくみんなを巻き込んでいく、アクティブな移住コーディネーター】人口3000人弱の町でありながら、毎年30人近くの移住者がいる下川町。その移住促進の立役者が、移住コーディネーターの立花祐美子さんです。これまでの取り組みや、この春に立ち上げた「一般社団法人移住のすゝめ」などについて伺いました。
【豊かな自然からインプットしたものを音楽で表現し、循環させたい】
神奈川県から下川町に移住し、豊かな日々を送っているというジャズピアニストの半田智さん。月に1回、「とんちんかん楽団」という音楽の会を開くなど、町内でも活躍中です。町の発酵と循環がキーワードになる半田さんの移住物語です。
【下川で出会い、定住した夫婦。二人で林業の川上と川下に取り組む】
宮城出身の夫と千歳出身の妻。森好きな2人が出会ったのは下川町。夫は林業に従事し、森づくりに精を出し、妻は森で伐採したトドマツを用いた精油事業に取り組んでいます。移住して15年以上になる2人のこれまでとこれからを伺いました。
【森を愛する彼女が下川町に見出した理想の暮らし】
札幌、函館、釧路、稚内、網走、帯広、糠平、増毛...。道内各地を旅するように暮らしてきた長尾綾さんは、2019年に下川町に移住。迷いながら各地を転々とする中で、ようやく見つけた理想の暮らし方を実現しています。
【北海道へ移住 生活費のお話 vol.07下川町】
東京の広告代理店で働いていた小嶋恵実さんは2020年10月に下川町に移住。そのきっかけや現在の暮らし、まちの魅力について、気になる「生活費」を交えながらお話ししてもらいました。
【ストーリーのある家をつくる。目に見えない素材にもやどる豊かさ。】
下川町にあるキタ・クラフト株式会社。長年、お客さまの要望や天然素材にこだわった家を建ててきましたが、このたび事業を次世代に引き継ぐことを考えています。会社の歴史と、「事業承継」に関するお話です。
【まちのハッピーも生む「タマゴ」 (株)あべ養鶏場】
下川町で50年以上続く「あべ養鶏場」。後継者に悩む先代から養鶏場を事業承継し、ブランディングや6次産業化に乗り出した村上範英さん。おいしい卵づくりに込めた思いをお聞きしました。
- 一般財団法人しもかわ地域振興機構
- 住所
北海道上川郡下川町共栄町1
- 電話
01655-4-3511
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