学校の紹介
北海道ニセコ高等学校はニセコ町唯一の町立の高校で「昼間定時制高校」です。「定時制」というものの、日中型ですので、学生の雰囲気や授業のリズムなどは全日制普通高校とほとんど変わりません。「定時制」を取り入れたのは、4年生に進学するコースを設定するため。希望者は4年生へと進むことができ、国内外の実習先で実践力を身につけることができます。
緑地観光科のみの単科高校ですが、入学後、基礎教育と共に、生徒全員が農業と観光について学びます。その後、自分の希望に合わせて「農業科学コース」と「観光リゾートコース」を選択し、専門性を高める授業を受けることができるのが特徴です。
最初から農業に関わりたい夢を持った方、ホテルや旅行業などの観光業を学びたい意思を持った方なども入学しますが、多くは入学してから自分の未来を決めていく生徒がほとんど。学校の授業を通じて、地域の人々とふれ合うことも多いので、地域を活性化する仕事に就く将来を描く卒業生もたくさんいます。
進学・就職も多岐に渡り、農業・観光に関わらない未来につなげる卒業生も多くいますが、普通高校ではなかなか得られない専門性や体験型学習を通じて、この学校で学んだことを、それぞれの未来に役立てています。
この学校ならではの特色
- ニセコ町のバックアップがあります・・・部活動の大会参加料や交通費・宿泊費は町が負担。自宅から学校まで公共交通機関で通う場合、3カ月定期の半額を町が負担。教科書代は全額町が負担。修学旅行費用の1人6万円分を町が負担。各種検定などの受験料の半額を町が負担しています。
- おいしい給食・・・学校では栄養バランスに優れた給食を提供しています。
- 寮もあります・・・町外からの希望者も安心して入寮できます。
- 海外の修学旅行・・・ヒルトンやリッツカールトンといったメジャーホテルの運営元YTL HOTELSとの連携によって、修学旅行はみんなでマレーシアに行きます。
- さまざまな研究と体験学習・・・農業分野では地中熱を使ったエアハウスでの食物栽培の研究を進めていたり、英語を学ぶために絵本ワールドというイベントで日本童話を翻訳する学習、ニセコ町観光協会と一緒になった取り組みなども行っています。
この学校が取り組んでいること
- 北海道ニセコ高等学校
- 住所
北海道虻田郡ニセコ町字富士見141番地9
- 電話
0136-44-2224
- URL