こんにちは、くらしごと編集部です。みなさんサンマは好きですか？

先日北海道の根室港でサンマの初水揚げがありましたが、今年は久しぶりの豊漁で、その量はなんと2023年の140倍だったそうです！今回はそんなサンマについて、くらしごと記事でもご紹介させていただいた「新沼鮮魚店」の店主、新沼豊盛さんからのお話です。

今年は久しぶりにサンマがたくさん揚がって、いろんな魚屋さんにサンマが一気に並びましたね。太平洋西側の割と日本に近いところに、サンマが多く来ていたみたいです。しかも初水揚げのタイミングに台風接近も重なって、本州に輸送できなくなっちゃって。北海道内ではとんでもなく安い価格で出回りました。でもあれは正直たまたまで、いろんな要因が重なって安値になったんです。

今後はサンマのサイズにもよりますが、1匹あたり200～300円くらいで落ち着くんじゃないかな～と思います。今年のサンマは出だしはすごく好調でした。これが続いてくれればいいですね。

ただこればっかりは魚の動き次第なんです。サンマの群れが日本から離れてしまったら、当然水揚げ量も落ちてきますし価格も上がっちゃうと思います。魚との出会いは一期一会。必ず次も出会えるとは限らないんですよね。だからこそ、その時の魚との出会いを大切にして、その時の美味しい魚を味わって欲しいと思います。

サンマの美味しい食べ方といったらやっぱり塩焼きでしょう！大根おろしたっぷりで食べたら最高ですよね。今年は10月頃まで豊漁が続く可能性があるようなので、ぜひ食べていただきたいですね。うちでは今後もう少し大きいサンマが入ってきたら刺身でも提供したいと思ってます。

本音としては、できれば1匹100円くらいでお店に出せればな～って思います。やっぱり秋の味覚だし庶民のサカナだし。もっともっとたくさんサンマが獲れてほしいですね！

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