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Vol.32〜移動式鮮魚店「レディ魚ー」のご紹介〜20231003

 Vol.32〜移動式鮮魚店「レディ魚ー」のご紹介〜

こんにちは、くらしごと編集部です。
先日くらしごとでご紹介した、学生でありながら移動式の魚屋を運営する北浦優翔さん。おかげさまで、大きな反響をいただいております。
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今回は、彼の考えていることや、この先のことなどをご紹介していきたいと思います。


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Vol.32〜移動式鮮魚店「レディ魚ー」のご紹介〜

こんにちは!移動式鮮魚店「レディ魚ー(レディゴー)」代表の北浦優翔と申します。私たちは北海道大学水産学部に籍を置くメンバーを中心に、水産物の販売事業を行っております。

僕たちの使命は「水産業界の未来をつくる」ことで、そのために「教室と現場を繋ぐ魚屋」を目指しています。魚屋としての活動を大切にすることで当事者意識が芽生えて、水産現場に興味を持つきっかけが生まれます。そして実際に現場に訪れてみるとそこでしか得られないものが多くあります。

その1つが教室で学んだ様々な知識が現場での体験と結びつく感覚です。この感覚を得ると、大学での学びがより深いものになり楽しくなります。この流れを通して、水産業界の未来を考える学生を増やしていきたいと考えております。

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これまで、北海道大学の大学祭や地域のお祭り、ezobikeというマウンテンバイク施設、ベーカリー栞というパン屋さん、函館のおしま産直マルシェ、パイクイーンというアップルパイ屋さんと、様々な場所で出店させていただいてきました。どこに行っても愛のある応援をしていただきました。お店に足を運んでくださっている方々に喜んでいただくために販売活動をしていたはずが逆にパワーを頂くことが多いです。いつもありがとうございます!

今後は、漁村を訪れて生産者の方のお手伝いをさせていただいたりお話をしたりして、その人の人柄や魅力を感じたうえで、その生産者の方から仕入れたものを販売する、「漁村訪問×移動販売」の可能性を模索していきたいです。モットーは「普段は買えない人に買ってもらうため、普段は食べられないものを食べてもらうため、僕達は道内各地を飛び回る」です!

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僕は来年度から授業を受ける場所が札幌から函館に変わります。来年度以降もレディ魚―を札幌で存続させていくために安定した収入源をつくりたいと考えています。そして皆さんから愛される魚屋になりたいです。そのために、様々なプロジェクトを始めていく予定です!楽しみにお待ちください!

文・北浦優翔さん 北海道大学 水産学部

北海道大学水産学部に籍を置きながら、志を同じくする仲間と移動式鮮魚店「レディ魚ー」を運営。各地のイベント等に出店している。好きな魚はこれといったものがないのですが、「ケンケンカツオ」が今食べたいです。


Vol.32〜移動式鮮魚店「レディ魚ー」のご紹介〜

この記事は2023年10月3日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。