北海道厚岸翔洋高等学校は北海道厚岸郡厚岸町にある公立(道立)の高等学校です。平成21年4月に、それまで町内にあった北海道厚岸水産高等学校と北海道厚岸潮見高等学校が統合して開校しました。
設置学科
道内唯一の普通科と海洋資源科(水産に関する学科)の併設校です。海洋資源科は生産コース、調理コースの2コースを設けており、全国から生徒を募集しています。
校訓
「一視同仁(いっしどうじん)」誰にも差別することなく、すべての人に思いやりを持って平等に愛する。
「精励恪勤(せいれいかっきん)」
学業や仕事に精力を傾けて、怠らずに励む。
スクールミッション
1、個々の生徒の特性等に対応した学習指導及びキャリア教育を通じて、主体的な進路の選択決定をするための資質・能力を身に付けた生徒の育成2、郷土を愛するとともに、地域産業の持続的な成長を担う職業人に求められる資質・能力を身に付けた生徒の育成
学科の目標
【普通科】地域の経済・文化を継承し、その発展に寄与する人材を育成します。生徒個々の特性に応じた能力の向上を図ります。
【海洋資源科】
漁業生産、資源管理、食品の加工・衛生管理、海洋・水産関連機械等に関する幅広い知識と技術を習得させ、これらに関わる業務に従事する経営者及び技術者として必要な能力と態度を育てます。
◆生産コース
小型船舶や漁業、加工などに関する基礎的な知識と技術を習得させ、漁業後継者や水産・海洋関連産業等で活躍する人を育てる。
取得資格...一級小型船舶操縦士(授業の中で国家試験を受験)
◆調理コース
食品衛生や栄養学、調理などに関する基礎的な知識と技術を習得させ、船舶料理士や観光、食品関連産業等で活躍する人を育てる。
取得資格...調理師免許(卒業と同時に取得可能)
令和4年度からは、道内2校目の文科省「「マイスター・ハイスクール事業」の指定校となりました。
「水産分野の産業構造が変化し、仕事の内容の革新が求められる中、カキやアサリ、コンブといった水産業を基幹産業とする厚岸町において、IT技術を活用した、スマート水産業の実践を通して、地域の資源管理型漁業の推進に寄与するとともに、デジタル人材の育成をはじめとした地域産業の持続的な成長をけん引する最先端の職業人を育成する」
とした事業目的のもと、地域や教員が一丸となってこのプログラムに取り組み、生徒にとっての実りある高校生活を実現させています。
- 北海道厚岸翔洋高等学校
- 住所
北海道厚岸郡厚岸町湾月1丁目20-1
- 電話
0153-52-3195
- URL