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音威子府村

北海道おといねっぷ美術工芸高等学校20210128

この記事は2021年1月28日に公開した情報です。

学校の紹介

人口わずか約700人の音威子府村という北海道で一番小さな自治体にある、北海道で唯一の「工芸科」専科の村立高校です。
北海道全域そして道外からも多数の生徒が集い、寮生活のもと恵まれた自然の中で「もの(作品)づくりを通した人づくり」教育を実践しております。
木工芸を中心としたものづくりを通して、自分と向き合い素材と向き合い、造形体験の中で様々なモノと向き合う事で豊かな心を育みます。

この学校ならではの特色

◇特色をいかしたカリキュラム
1年生は美術・工芸の基礎基本をしっかり学び、2年生で美術コースと工芸コースに分かれてより専門的な授業の展開を行っています。共通科目では機械実習も行われ、機械の操作を習得します。3年生になると卒業制作へ向けての取り組みが始まります。完成した作品は卒業制作発表を経て、1年間玄関ホールに飾られます。

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◇多様な連携授業
・東海大学の教授を招いて年4回の特別授業や、東海大学札幌キャンパスでの大学施設見学やデザイン授業を行っています。
・村内にあるフィールド科学センターで「森林探訪」を実施し、伐採実習などを行い、これから自分たちが使用していく樹木についての知識と理解を深めます。
・村民の方と関わる村民運動会や植樹祭などの実施しています。

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◇活発な部活動
全校生徒が部活に所属していることが大きな特徴です。
美術部・工芸部では自らの表現や技術の向上など精力的に制作活動を行っています。クロスカントリー部はインターハイでも優秀な成績を残し、軽音楽部も高校・中学校 軽音楽系クラブコンテスト「We are Sneaker Ages 北海道」で賞を受賞しています。他にもバドミントン部、アルペンスキー部、家政部、文芸部がそれぞれの目標に向かって日々邁進しています。

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◇生徒のほとんどが寮生活
全国各地から入学する生徒のために、学校まで徒歩2分の距離にチセネシリ寮(寄宿舎)があります。村外からの入学者が多いため、ほとんどの生徒が寮で仲間たちと寝食をともにしています(令和2年現在は生徒の100%が入寮)。
起床後、点呼をとり、朝食をとり登校。昼は寮の賄いさんが作ってくれたお弁当が学校に届きます。授業を終えると放課後の活動(部活動・進学講習・生徒会活動など)を行い、夕食時間までに帰寮し、その後就寝までは自由な時間を過ごします。
遠方からの生徒も多いため、年5回の長期休暇を設け、夏休み・冬休み・春休みの他に、4月末からのゴールデンウィーク休みと10月上旬ごろの秋休みも設定しています。

◇進路実現に向けての取り組み
各学年、年間を通して卒業後の進路を積極的に考える取り組みを行っています。様々な進路講話や適性検査、各種検定などを定期的に実施しています。他にも、「インターンシップ」や「先輩の声を聞く会」を行ったり、長期休業を利用してオープンキャンパスへの積極的な参加を促したり、放課後を利用して進路講習を行ったり、と学校を挙げて進路実現のフォローをしています。
本校は工芸や美術を多く学びますが、進学・就職先は芸術分野とは限りません。個々に合った進路先が見つかるように支援をしています。

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北海道おといねっぷ美術工芸高等学校
北海道おといねっぷ美術工芸高等学校
住所

北海道中川郡音威子府村字音威子府181番地1

電話

01656-5-3044

URL

https://www.otoineppu-h.ed.jp/


北海道おといねっぷ美術工芸高等学校

この記事は2020年11月4日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。