学校の紹介
北海道壮瞥高等学校は胆振管内唯一の農業高校。地元の「農」を支える人材を育むという大きな期待を背負って昭和23年に開校し、現在は「地域産業の担い手の育成」をスローガンに「地域農業科」を展開しています。
農業の専門教科では、野菜や果樹の栽培、食品製造などの実習が多く、体験を通じて知識や技術を習得するスタイル。また、国語、数学、英語などの普通教科では基本的な内容を繰り返し学習することで、基礎学力を確実に身につけていけます。2・3年生は「食料・生産」「環境」「文化・生活」の三区分で、「生産班」「加工班」「環境班」「果樹班」「食育班」に分かれて課題解決型のプロジェクト活動(専攻班活動)を行うのも特徴です。
さらに、生徒の希望に応じて、「食品衛生責任者」や「危険物取扱者乙種第4類」、「ガス溶接・アーク溶接」、「ワープロ検定」といった各種資格も取得可能。こうした教育活動が評価され、進学と就職の進路決定率は5年連続で100%です。
この学校ならではの特色
- 生産・加工・販売...野菜や果樹、草花などの栽培の基礎から食品加工、販売までの技術・知識を幅広く身につけられる授業を行っています。
- ジオパーク学習...洞爺湖や有珠山といった周辺地域の成り立ちと仕組みを知り、独自に育まれた文化や歴史を学ぶ学習に取り組んでいます。
- キャリア教育...インターンシップや農業現場実習を通じて、地域経済に関する知識や専門技術の習得に力を入れています。
- 壮高ショップめぐみ...本校で栽培した野菜や鉢花、加工品を販売実習するアンテナショップ「壮高ショップめぐみ」が校内にあります。実習期間は6月中旬〜10月下旬。
- コミュニティ・スクールの導入...保育所の子どもたちとジャガイモ交流でふれ合ったり、小学生を対象にアグリレッスンを行ったり、地域との連携を進めています。
- 北海道壮瞥高等学校
- 住所
北海道有珠郡壮瞥町字滝之町235-13
- 電話
0142-66-2456
- URL