学校の紹介

倶知安農業高校は、町民の熱い期待に応える農業高校として昭和16年に開校しました。その後、学科の新設や閉鎖、校舎の改築などの変遷をたどり、平成14年には現在の「生産科学科」に学科転換しています。現在創立70年を超え、後志管内唯一の道立農業高校として町内外から志ある生徒たちを募っています。
またこれまで本校を巣立った卒業生は、8千名を超え、農業の舞台で、生産加工の分野で、さらに教育や研究のフィールドなどで活躍をしています。
倶知安農業高校の生産科学科は、1年生は幅広い農業の基礎を学び、2年次から多様な進路選択に対応できるよう2つのコースを開設しています。一つは、生産加工コース。主に、水稲、野菜、畜産など農畜産物の生産や加工に関する知識と技術を学びます。もう一つは、生活園芸コース。草花栽培や生活の質の向上を目指す被服手芸やフードデザインに関する知識と技術を学びます。

本校ならではのユニークな取り組み

農業の専門性を身に付ける活動として「学校農業クラブ活動」があります。全国組織で各種大会でのさまざまな活躍ができます。さらに、幼稚園、小・中学校など農業の教育資源を活用した地域交流など体験的な活動を積極的に行っています。
さらに、本サイトで紹介された生活班のポテトペースト普及の取り組みを始めとする『専攻班』の活動も本校の特色の一つ。「自然素材を活用したガーデニング作り」「特別栽培米の知名度向上」「和牛で地域を活性化」など各班ごとにオリジナルのテーマを掲げ、研究や実践、PR活動などに取り組んでいます。