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Vol.36~漁師に向いている人ってどんな人?~20231205

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こんにちは。くらしごと編集部です。
くらしごと海スタイルでは、漁業に興味のある方や漁師という仕事に興味のある方に向けて、日々情報を発信しております。ところで、漁師というお仕事はどんな人が向いてるんでしょう?
今回は北海道庁の漁業の担い手育成係の方に、漁師に向いてる人について聞いてみました!


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Vol.36~漁師に向いている人ってどんな人?~~


皆さん、アスリートってどのような人物像を思い浮かべますか?
日々心と体を鍛え技術を磨き、試合には集中力や判断力を持って臨む。その先の勝利を信じて...。

漁業の担い手対策を進める中で漁師に向いていると感じる人...それはアスリートです。
アスリートって言うとプロ選手のようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるとおもいますが、実は学生時代にスポーツに打ち込んでいた方なんかはピッタリなんです!

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「板子(いたご)一枚下は地獄」と言われるように、船乗りの仕事は危険がつきものです。ロープや網を扱う作業には集中力が、気象状況を睨みながらの操業には適確な判断力が必要となります。盛漁期には、連日の操業を耐え抜く体力が必要です。特に、船上で行う作業には、仲間の動きに目を配るといったチームプレーが求められます。漁師さんは豊漁を願って日々の準備や努力を惜しみません。

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いかがでしょうか?
漁業ってスポーツと共通点がたくさんあると思いませんか?
実際、漁師さんの中にはプロボクサーやサッカー選手だった方など元アスリートがいるんです。私たちはそんな漁師さんをぜひご紹介したいと思っています。

来年1月下旬には、北海道庁主催のイベント「北海道漁師のおしごとセミナー」を開催する予定です。そちらでは元プロアスリートで、現在漁師として活躍されている方に登場していただくトークセッションを企画しています。詳細はくらしごとのお知らせページで公開する予定ですので、ぜひお楽しみに!!

文・工藤周子(くどうしゅうこ)
北海道庁水産林務部水産局水産経営課 担い手育成係

札幌市出身。本州の水産試験場勤務を経験し再び北海道へ。漁業就業希望者に寄り添う取組に奔走中。走ることをこよなく愛する市民ランナーの一面も。好きな魚はさくらますとばかがい。2021年念願の日本さかな検定(ととけん)1級に認定。

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Vol.36~漁師に向いている人ってどんな人?~

この記事は2023年12月5日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。