こんにちは。くらしごと編集部です。
くらしごと海スタイルでは、漁業に興味のある方や漁師という仕事に興味のある方に向けて、日々情報を発信しております。ところで、漁師というお仕事はどんな人が向いてるんでしょう?
今回は北海道庁の漁業の担い手育成係の方に、漁師に向いてる人について聞いてみました!
Vol.36~漁師に向いている人ってどんな人?~~
皆さん、アスリートってどのような人物像を思い浮かべますか?
日々心と体を鍛え技術を磨き、試合には集中力や判断力を持って臨む。その先の勝利を信じて...。
漁業の担い手対策を進める中で漁師に向いていると感じる人...それはアスリートです。
アスリートって言うとプロ選手のようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるとおもいますが、実は学生時代にスポーツに打ち込んでいた方なんかはピッタリなんです!
「板子(いたご)一枚下は地獄」と言われるように、船乗りの仕事は危険がつきものです。ロープや網を扱う作業には集中力が、気象状況を睨みながらの操業には適確な判断力が必要となります。盛漁期には、連日の操業を耐え抜く体力が必要です。特に、船上で行う作業には、仲間の動きに目を配るといったチームプレーが求められます。漁師さんは豊漁を願って日々の準備や努力を惜しみません。
いかがでしょうか?
漁業ってスポーツと共通点がたくさんあると思いませんか?
実際、漁師さんの中にはプロボクサーやサッカー選手だった方など元アスリートがいるんです。私たちはそんな漁師さんをぜひご紹介したいと思っています。
来年1月下旬には、北海道庁主催のイベント「北海道漁師のおしごとセミナー」を開催する予定です。そちらでは元プロアスリートで、現在漁師として活躍されている方に登場していただくトークセッションを企画しています。詳細はくらしごとのお知らせページで公開する予定ですので、ぜひお楽しみに!!
北海道庁水産林務部水産局水産経営課 担い手育成係
札幌市出身。本州の水産試験場勤務を経験し再び北海道へ。漁業就業希望者に寄り添う取組に奔走中。走ることをこよなく愛する市民ランナーの一面も。好きな魚はさくらますとばかがい。2021年念願の日本さかな検定(ととけん)1級に認定。