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今回は、お酒を飲む人ならきっと気になる魚卵とプリン体のお話です!
魚卵ってほんとに悪者なの?? その答えは記事の中に~
丸水札幌中央水産の石原です。5年間魚卵の営業をやっていて、ロシアやアメリカから原料(いくら、たらこ、カズノコ)の買い付け、大手のコンビニや量販店への納品を担当していました。今回はプロだったからわかる魚卵の秘密について書いちゃいます!
魚卵といえば「いくら」「たらこ」「明太子」「カズノコ」「筋子」この5つが代表的ですね。
そしてそれらの魚卵にも多く含まれるプリン体ですが・・・あの、風が吹くだけで激痛が伴うと言われる痛風の原因とされています。
私も経験者ですが、、二度となりたくありません。。。
しかしそうは言っても、美味しい魚卵をあきらめたくない!という方に、実は魚卵によっては含有量少ないものがあることと、ちょっとした豆知識をご紹介したいと思います。
まずは、魚卵の中でも「カズノコ」は実は健康増進の食材として注目されているんです!
ニシンの卵を使って製造されるカズノコは、コレステロールがなんと鶏卵の3分の2以下。さらに、EPA、DHAの含有量も素晴らしい!こちらは青魚に多いイメージがありますが、実は含有率はサンマやマグロを上回ります。体内でのコレステロールの合成を抑え、体外への排出を速める作用がカズノコにはあるんです!
痛風などの健康面においてマイナスイメージを持たれていた数の子ですが、これからは栄養効果を理解し、美味しく数の子をお召し上がり下さい。
次は魚卵の豆知識です。ツブが大きく脂が濃い、イクラの方がプリン体が多いと思われがちですが、実は魚卵1粒に含有するプリン体の量はほぼ同じなのです。
つまり・・・
粒の小さい「たらこ」の方がはるかに悪魔的なプリン体量を含有しております。(笑)
(あ、もちろん、たらこだって食べる量に気を付ければ栄養たっぷり食材です)
適切な知識を身につけ、これからもおいしく楽しく安全に魚食を楽しみましょう!!
大卸企業のせり人として、海と北海道や札幌の食卓を結び続ける。現在は経営企画人事として多忙な日々を送る。時にはYouTuber。趣味はアニメ鑑賞。好きなサカナはマホッケ。
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