今回のテーマは「林業ならではの風景写真」ということで、みなさんが日々目にする風景の写真をもとに話を広げていきました！この話で盛り上がっていた頃、北の森づくり専門学校に通う生徒のみなさんは、ちょうどインターンシップが始まったタイミング。それぞれが各地で頑張っている状況や、情報、そこでの景色をシェアし合いました。
記事の最後には、林業初心者も思わず「かっこいい！」と唸ってしまうような動画付きです。ぜひ、ご覧ください。
時には忍者にもなる...！？
杉戸達矢さん（北の森づくり専門学院）こちら、現在インターンシップに来ています。これはインターン初日の風景です！
くらしごと編集部おおおおお！細い木の上を歩いている！？まるで、忍者のようなお写真ですね･･･！
- 杉戸達矢さん（北の森づくり専門学院）
まさに木登りですね！道づくりの直前の確認作業中での一枚だったかと思います。
気温30度の世界で見つけた生き残り
佐藤大樹さん（和寒町森林組合）お疲れ様でーす！地ごしらえの現場なんですけど、こんなに暑いのにまだ雪出てきました！（笑）※撮影時6月末
※地ごしらえ...木を伐ったあとの山は、枝葉などの残材が散乱し、雑草も伸び放題！この残材を機械や人力で取り除き、雑草を刈り取ります。次の植栽に備える大事な作業です。- くらしごと編集部
雪！！まだあったんですね･･･。現場の気温はどれくらいですか！？
- 佐藤大樹さん（和寒町森林組合）
本日は30度くらいですね。現場作業に従事している方々の苦労が偲ばれます･･･
これが被害の現実...
鎌田和希さん（北の森づくり専門学院）お疲れ様です〜！インターンシップで幕別町に来ております。本日は社有林を色々まわって、色んな現場を見てきました。2016年の台風の影響以降、気候が変わってしまい、ハバチ、キクイムシといった虫や、ネズミの被害が激しいそうです...。
- くらしごと編集部
もしやこの白く見える木が被害に遭っている木でしょうか...？
- 鎌田和希さん（北の森づくり専門学院）
はい、そうなんです。白く見えるのが枯死木です。大変被害を受けているのが一目瞭然でした･･･
下谷 亜記さん（北の森づくり専門学院）こんにちは！私は旭川市内の会社にインターンシップに来ています。今日は美瑛町の山林の作業現場に見学に行きました。 この写真は、上の方はウサギに食べられ、幹はネズミに食べられています。今年はこの被害がとても多いそうです...。
丹羽智大さん（有限会社丹羽林業）こちら厚真町あたりも植栽した苗をウサギが食べてしまうところがあります。見かける分には愛らしくて可愛いんですけどね...
犯人むしゃむしゃ...
広大な広い土地にて作業中！
- 丹羽智大さん（有限会社丹羽林業）
お疲れ様です！このところは日々伸びる草との戦いなのですが、皆さんいかがお過ごしですか？下刈風景を投稿します。
- くらしごと編集部
うおー！すごく広いですね！下刈りにどれくらい時間かかるんでしょうか？
- 丹羽智大さん（有限会社丹羽林業）
面積は5ヘクタールほどでしょうか。ここは皆伐後植栽したところです。この広さを下刈するのは4人で3日くらいかかりますね。
機械の導入も進んでいる林業現場
- 鎌田和希さん（北の森づくり専門学院）
今日の投稿は地ごしらえ作業です。このように重機を用いています。傾斜20度弱くらいの中を機械で降りることもあり、オペレーターの技術に感動しました！
- くらしごと編集部
林業の現場には色んな重機があるようですね。かっこいいー！高性能林業機械とよばれる林業現場で働く重機については、今後投稿されるかも知れないので乞うご期待！
これが林業の現場だ！
上村涼さん（株式会社イワクラ）お疲れ様です！今日は下刈作業をドローンで撮影しました！良ければご覧ください。
関連動画
- 森の魅力発信し隊
「森の魅力発信し隊」便り
vol.2「林業現場の『今』を伝える写真」
この記事は2021年7月14日時点（取材時）の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。
