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アクサ生命が仕掛ける、札幌から未来への種まき。20230614

アクサ生命が仕掛ける、札幌から未来への種まき。

副業を推奨する企業が増えるなど、終身雇用制という絶対的安心材料が少しずつ失われている昨今。これまで資産運用や保険などの金融商品に興味を示さなかった人たちの中にも、自身の資産を守り、増やすために何か始めようとする人たちが増えています。

さらに教育現場でも、金融について早い段階から子どもたちに学ばせようという動きが見られます。そんな中、アクサ生命は地元の高校とタイアップし、面白い金融学習のイベントを実施。今回は、この企画を担当した担当者・丸尾真司さん(MCVP推進部MCVP第一課担当課長)にお話をうかがいます。また、道外出身で、コロナ禍に転勤で札幌へやってきたということで、丸尾さんの札幌での暮らしについても合わせてうかがいました。再開発が進む札幌に転勤になった! 転勤になる可能性がある! 移住したいと考えていた! という方も、実体験に耳を傾けてください。

札幌に本社を置くアクサ生命は、フランス発グローバル企業の一員

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1817年にフランスで誕生したアクサは、世界50カ国で保険・資産運用に関するサービスを提供する業界のリーディングカンパニー。日本では、1994年にアクサ生命がアクサの一員として誕生しました。現在は、アクサ生命、アクサダイレクト生命、アクサダイレクトの3社がそれぞれ連携を取りながら、事業を展開しています。岡田将生さんが出演しているCMでもおなじみの会社です。

さて、大手の保険会社の本社=東京と思いがちですが、アクサ生命は札幌に本社があります。東日本大震災のあと、リスクヘッジも考慮し、2014年に第二本社として設立。拠点を東京と2カ所にしました。現在、札幌本社には600名ほどの社員の方が在籍しているとのこと。

また、2017年には北海道と包括連携協定を締結。道と相互連携し、道民の健康づくりや地域経済の活性化などに協働して取り組んでいます。

今回、お話をうかがう丸尾真司さんは、このアクサ生命札幌本社に勤務。官公庁などを担当する法人営業としての業務も担っていますが、全国各地にいる金融経済教育推進プロジェクトのメンバ―の一員として、学生向け金融経済教育の出前授業や一般の方向けの金融に関するセミナーや研修の実施、広くアクサ生命を知ってもらうための広報的な活動も行っています。

アクサ生命の出前授業では、高校生の皆さんが自信をもって自分の人生を歩むために、必要な正しい金融と経済の知識を身に着けて、自分の人生を経営する「ライフマネジメント」という考え方にもとづき、学生の皆さんが明るい希望を持って人生を進んでいけるよう活動をしているとのことです。

高校生向けの金融や経済の授業を実施し、アウトプットの場も提供

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さて、丸尾さんが携わった「高校生による金融学習発表会」は、どのようなきっかけではじまったのでしょうか。

「実は最初、高校生と一緒に何かをやるというのは特に考えてはいませんでした。たまたま弊社が出展している某新聞社の資産運用フェアにセミナー枠というものがあり、出展される各社は似たような内容が多かったので、ほかとちょっと違うことができないかなと考えたのがはじまりです」

アクサ生命では、もともと高校などに出向いて生徒を対象にした出前授業などを行っていました。ただし、それらは授業を行ってそこで終わり。丸尾さんは、せっかくなら生徒たちが学んだことをアウトプットする場があってもいいのではないかと考え、このフェアのセミナー枠を使って発表会を行うことにしました。

axa.jpg札幌龍谷学園高等学校での授業の様子。※写真提供:北海道新聞社様

2022年に初回を実施し、今年も3月の資産運用フェアに合わせて行いました。今年は札幌日大高校、札幌龍谷高校、札幌光星高校、石狩翔陽高校の4校が発表会に参加しました。発表会までの流れとしては、まず事前に同社のファイナンシャルプランニング技能士が各校へ出向き、生徒に金融学習の授業を実施。その後、発表会に向けてのアドバイスなどを複数回行い、内容を固めて、フェア当日、生徒たちが発表を行います。

「ファイナンシャルプランニング技能士から教えてもらったことをただ発表するだけだと面白くないと思ったので、生徒たちに楽しく取り組んでもらえるようにあらかじめ設定を設けました。3人の戦国武将が現代のファイナンシャルプランニング技能士に転生したという設定で、1人の高校生の夢を叶えるためにはどうすればいいかを金融知識を用いてアドバイスする内容を発表してもらうようにしました」

現代に転生してきたFP武将は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人。その中から1人を選び、生徒が演じます。将来、家族と笑顔で幸せに暮らすことを願う高校生が、現代社会において夢や目標を叶えるためにはどのようなライフプランを立てていけばいいかを具体的な数字を入れながら組み立てていきます。

周囲から高い評価を得ている企画。今後も継続させていきたい

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「参加してくれた高校生の皆さんはファイナンシャルプランニング技能士の説明をきちんと理解し、素晴らしいプランを考え、発表してくれました。フェアに参加している大人たちを前に堂々としていて、今の高校生はすごいなと思いました。今回のこういう活動をきっかけに、未来の社会を担う彼らが保険や金融に興味を持ってくれたら嬉しいですね」

札幌で始まったこの企画をきっかけに、他府県でも同じような取り組みが始まっています。道内では、旭川で高校生の金融ディベート大会を開催。ほかのエリアからも、学生と一緒に何かできないかという問い合わせや相談がきているそうです。

新しいことに挑戦したり、自分たちで仕掛けていったりするのが楽しいと言う丸尾さん。それが「世のため、人のためになるなら、なおのことうれしいです」と話します。

「営業の人間である自分が、イベントを企画して実行するのは本当に大変。慣れないこともいっぱいで、各所への調整ごとなどもありますし...。でも、学校の授業の一環として、10代のうちから、人生を経営する感覚を身につけ、家計管理やライフプランを理解し、基本的な金融商品の特徴や資産形成の視点などを育むことも大切だと思います。保険・金融業界に携わる者として、教育機関との連携はこれからも続けていきたいですね」

参加された学校からも好評だそうで、今後も継続して行っていき、認知を高めていきたいと話します。

全国各地で暮らした転勤族から見ても、札幌は住みやすい街

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真面目な話が続いたところで、2020年7月、まさにコロナ禍に転勤で札幌へやってきた丸尾さんに札幌での暮らしについてうかがってみました。

「札幌の街は住みやすいですね。都市機能がきちんとあって、しかもコンパクトにまとまっているのが便利。公園に緑が多くて、子育てをする環境もいいですし、食べ物もおいしいし」

実は奥さまが札幌出身。転勤の辞令が出たとき、奥さまは第一子を妊娠中で、ちょうど里帰り出産をするタイミングだったそう。

「妻が一人で札幌へ戻った翌日、なんと転勤辞令が出たんです(笑)。そのあと、僕は一人で引っ越しの準備をして、7月に札幌へ来たら、すぐに息子が生まれて...。バタバタと本当に慌ただしかったです」

今年、転勤族であるにも関わらず重大な決断をします。家を札幌に新築されたそう。奥さまの実家からほど近い場所に構え、家族で札幌の生活を満喫しています。

「ゴルフが趣味なのですが、札幌や近郊には、手ごろな料金で利用できるゴルフ場がたくさんあるのがいいですね。東京時代は2時間かけてゴルフ場に行ったりしていましたが、こっちはすぐ近くにあるのがいい! あとは、東京にいた頃、ロードバイクをやっていたのですが、すっかりご無沙汰していて...。北海道は走ったら気持ちよさそうなところがたくさんあるので、今年から復活しようかなと思っています」

趣味を謳歌できる豊かな自然や環境は魅力的と言うものの、雪が降り積もる冬の生活はそう簡単に慣れない様子。特に雪道は、恐る恐る小股で歩いているそう。ウインタースポーツもまだ体験していないとのことで、「そろそろやってみようかな...」と話します。

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そんな丸尾さん、生まれは熊本で、中学・高校は長崎で過ごしました。高校卒業後は筑波大学第一学群社会学類法学科へ進学。その後、筑波大学院人文社会科学研究科では会社法を専攻していましたが、実は保険法に面白さを感じていたそう。新卒でアクサ生命に入社し、東京本社の事務部門に配属されます。

「長い目で見たとき、営業経験があったほうがいいのでは」と将来のキャリアを考え、入社3年で社内のジョブポスティング制度を利用し、営業のセクションへ異動。営業職としての初任地は大阪。法人へのセールスを担当していました。その後、東京へ戻り、そして札幌に来ました。

「親も転勤族で、自分も転勤族。僕はどこに行ってもそれなりに楽しくやっていけるタイプなんです」

いつかは札幌を離れなければならないかもしれませんが、「その際は単身赴任ですね」と話します。奥さまの実家が札幌ということもありますが、全国あちこちで暮らした経験がある中、住みやすいと話す札幌は、丸尾さん家族にとって拠点であることに変わりはないようです。

現在38歳の丸尾さん。「これからのキャリアを自分なりに組み立てながら、新しいことにチャレンジするのも忘れず、仕事に取り組んでいきたいです」と話します。「札幌ではじめた高校とのタイアップ企画、自分が札幌にいる間にさらに発展させていけたらと考えています」と、最後に意気込みを話してくれました。

札幌をさらに活性化。2025年に中島公園にビルが完成予定

axa-kishakaiken.jpg札幌市内で行われた記者会見の様子

金融不安が続く中、保険や金融に対する人々の認識も変わってきています。高校生がファイナンシャルプランニング技能士などお金のプロから直々レクチャーを受けられるのは、ある意味とてもラッキーなことかもしれません。丸尾さんがやっている企画は、自分の将来に明るい希望を持って進める人を育てるための大切な種まき。このような高校生のアプローチから、北海道との包括連携協定という大きな括りまで、世の中の動きを見据えたアクサ生命の取り組みはとても意義のあることだと感じさせられます。

そんな同社も含むアクサグループは、現在、中島公園のそばにグループのビルを建設しています。かつてヤマハの建物があったところで、札幌パークホテルの向かい側になります。丸尾さんのいるアクサ生命など、グループ企業のオフィスのほか、外資系の高級ホテルや商業施設も入るそう。完成は2025年を予定。

「僕は完成したころ、札幌にいるか分かりませんが...」と丸尾さんは笑いますが、ここに大きな複合ビルができることで、人の流れは大きく変わりそうです。地域の人々の健康増進や地域経済の発展のため、北海道と協働しているアクサ生命。ビルをきっかけに、札幌の街がさらに活性化するのを期待します。

アクサ生命保険株式会社 MCVP推進部 丸尾 真司さん
住所

北海道札幌市中央区北2条西4丁目4-1 札幌三井JPビルディング18F

電話

011-558-3870

URL

https://www.axa.co.jp/


アクサ生命が仕掛ける、札幌から未来への種まき。

この記事は2023年5月10日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。