HOME>このまちのあの企業、あの製品>確かな技術とまごころで おいしい魚を全国へ!岡田水産北海道(株)

このまちのあの企業、あの製品
赤平市

確かな技術とまごころで おいしい魚を全国へ!岡田水産北海道(株)20161005

確かな技術とまごころで おいしい魚を全国へ!岡田水産北海道(株)

海が無いまち「赤平」で世界各地の魚を加工中!

赤平市は内陸のまち。なのに工業団地の一角に岡田水産北海道という会社が操業しています。どうして山に囲まれたまちに水産会社が?
さっそく工場にお邪魔すると、なんとも香ばしい、美味しそうな匂いがあちらこちらから漂ってきます。その正体は、この工場で製造されているシシャモやサンマなど、さまざまな海産物の干物や加工品。白衣に身を包んだ50名ほどのスタッフがテキパキと働き、魚に味付けをしたり、串に刺したり、パック詰めなどの作業に携わっています。
そんな加工部門の責任者として生産管理に携わっているのが、工場を案内してくれた早坂良大さんです。

okadasuisann9.JPGお話をしてくれた製造部の早坂良大さん

「内陸のまち、赤平に水産加工の工場があるって、ちょっと意外ですよね。私も入社する時は、なぜこんな所に?と不思議に思ったものです(笑)。赤平に工場がある理由としては、生産設備を置く広い土地を確保しやすいこと、旭川や札幌、千歳空港などへのアクセスが良く流通上のメリットが大きいことなどがあります。最近は冷凍技術が発達しているので、海の近くでなくても水産加工は可能。うちの製品の原材料となる魚も、道外や海外から送られてきたものが多いんですよ」
同社の主力商品であるシシャモは北海道産を始め、アイスランド産、ノルウェー産など世界各地から届いているのだと説明してくれました。

okadasuisann6.JPGベテランスタッフがシシャモを次々に串に刺しています

適材適所のスタッフ配置で工場のパフォーマンスを高めてます

赤平市に工場を構える同社は、山口県に本社を置く岡田水産(株)を中心とする企業グループの一翼を担っています。関連会社や営業拠点が全国に点在し、海外にも関連会社を有しているそう。
この工場で早坂さんが携わる生産管理とは、全国の営業マンが受けた注文に合わせて製造スケジュールを組み立て人員を調整すること。
「指定された納期に間に合うように原材料を確保し、どの製造ラインで、いつ、どんな商品を製造するかを考えるのが私の仕事です。スタッフの中には作業に慣れたベテランもいれば、新人さんもいますから、誰にどんな作業を担当してもらうかも頭を使うポイントですね」

okadasuisann5.JPG商品の品質チェックも早坂さんの大事な仕事

さらに、製造の現場ではいかに効率よく作るかが重視されます。同じ商品であれば一度にできるだけ多く作ったほうが効率がよく、コストダウンにもつながるもの。消費者の需要を前もって予測しながら、工場のパフォーマンスを高めていくことが自分の使命なのだと語ってくれました。

okadasuisann4.JPG赤平で作った商品が全国のスーパーなどで販売される okadasuisann8.JPG水産加工は機械化が難しく、手作業が多い

「生もの」だから難しい...けれど、そこが面白さなんです

滝川出身の早坂さんは、以前は他の食品メーカーに勤務していました。同業他社から転職した理由について尋ねると、「食品製造の管理者としてステップアップしたかった」のだそう。
「前職ではお菓子の工場に勤務していたんです。お菓子の場合はほとんどの工程が機械化されていますし、よほどのことがなければ計画通りに製造できることが多いです。しかし、当社のように魚を使った商品であれば、人の手で処理する工程が多く、漁の状況や魚の質によって味付けを微調整することも必要。「生もの」だけに、より柔軟な対応力が求められるんです。生産管理の仕事で幅広い経験を積んでステップアップしたいと思ったのが、この会社を選んだ理由なんです」

okadasuisann1.JPG和気あいあいとした雰囲気で働くスタッフの皆さん

早坂さんが実際に商品を手にする消費者と接する機会は少ないものの、営業マンを通じて商品の評価を聞くことでモチベーションが高まるのだそう。
「『売れ行きが好調』とか『追加注文が入った』とか。間接的ではありますが、この工場で作った商品がたくさんの人の手に届いたという話を聞けば嬉しくなりますし、もっと喜ばれる商品を作っていこうと気持ちも引き締まりますね!」

okadasuisann10.JPG工場には中国からの研修生もたくさん

接客や事務より自分のリズムで働きたい人に

_MG_3153.jpg総務経理部 中村友紀子さん

この工場では事務職を含め60名ほどのスタッフが働いています。高卒の新人から地元の主婦、中国からの実習生など。年齢の幅も広く、10代の若手もいれば、70代の大ベテランまで、老若男女が活躍中です。仕事内容は魚の加工やパック詰めが中心。一度流れを覚えてしまえば、複雑な技術は必要ありませんし、接客業とも違うので一般的なコミュニケーションができれば、どなたでも取り組める仕事。自分のリズムで働きたい人にもぴったりです。
砂川や滝川、歌志内や芦別方面まで巡回する送迎バス、家賃補助、丁寧な研修制度など社員を大切にする環境も整っています。私も総務や事務を担当する1人として、もっと働きやすい職場作りに励みたいと思っています!


岡田水産北海道株式会社
岡田水産北海道株式会社
住所

北海道赤平市共和町199番地12

電話

0125-33-8181

URL

http://www.okadasuisan.com/

【事業内容】ししゃも、サンマ、はたはた、こまいなどの水産品の加工販売


確かな技術とまごころで おいしい魚を全国へ!岡田水産北海道(株)

この記事は2016年7月25日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。