当サイト「くらしごと」でこれまで何度も取材にお邪魔させていただいている北海道上士幌町。
近年は、ふるさと納税の寄付金を活用した施策による人口のV字回復や、自動運転バス・ドローン配送の実証実験、2021年には「SDGs未来都市」にも選出されるなど、先進的な取り組みが注目のまちです。
そんな上士幌町で次は関係人口の増加に着目し、無印良品の家が設計した企業滞在型交流施設「にっぽうの家 上士幌」が2022年4月29日にオープンします。
ほぼ全ての家具・家電は無印良品によって用意され、空間デザインを無印良品のインテリアアドバイザーが担当しています。
上士幌町が新たに整備した公設民営の施設で、主に中長期滞在を想定した企業向けの宿泊施設となっており、本施設のプロデュース・運営を担当するJardin(ジャルダン) / spicebox, Inc は、クリエイティブ・ディレクターである松浦弥太郎氏と一緒に施設のコンセプトと愛称を開発しました。
先進的な取り組みや働き方を実践する、上士幌の関係人口や町の人たち。これからの「働く」をテーマとし、その「働く」によって生き方が解放されていく様子を伝えていく、そんなユニークな人たちが集まる上士幌の発信基地であり、町のコミュニティと関係人口を結ぶ拠点として機能します。
2つの棟にそれぞれ4部屋ずつ、全部屋が1人用の部屋となっています。ベッドとデスク、Wi-FiやLANケーブルが完備され、ルームキー付きでリモート会議や仕事部屋として、自室のような自由さで使用することが可能です。
4月4日から宿泊の予約受付が開始され、一般のお客様が宿泊できるのは、GWの初日である4月29日からですが、本施設のプレオープン期間から、地元飲食店が中心となって「上士幌マルシェ」(4月29日、30日、5月1日)も開催されます。上士幌の新名物を目指す「タコス」や「コーヒー」の販売、「ビアガーデン」を行い、地元農作物の販売も行われます。
↓宿泊予約はこちらから!
にっぽうの家 公式サイト:https://kamishihoro.today/
北海道初進出となる無印良品の家が設計を担当。断熱材やサッシの仕様変更などにより寒冷地仕様にアップデートされた「窓の家」を採用しています。
東京と上士幌町の二拠点居住でご自身も新しい「働く」を実践する家主の吉田 大さん(Jardin)。「ビジネスでの長期滞在以外にも、たくさんの方にさまざまな利用方法で活用して欲しい」と話します。
- にっぽうの家 上士幌
- 住所
北海道上士幌町字上士幌東3線229番73
- 電話
070-3610-5616
- URL
管理・運営事業者
(株)スパイスボックス/Jardin(ジャルダン)
jardin@spicebox.co.jp(吉田 宛)