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まちおこしレポート
羅臼町

「移住体験モニター」か「ちょっと暮らし」で羅臼を知ろう!20170713

「移住体験モニター」か「ちょっと暮らし」で羅臼を知ろう!

海の町としてだけでなく、福祉や医療の町として。

知床半島の南東側に位置する羅臼町。知床の荘厳な山々や神秘的な森が面積の多くを占め、まちが海沿いに続くことから基幹産業は漁業です。ところが、ここ最近はスケトウダラやホッケといった「知床らうすブランド」の漁獲量が減り、漁業の盛り上がりが徐々に落ち込んできたのだとか。それに伴ってじわじわと押し寄せてきた人口減という課題を解決しようと、移住者を増やす取り組みに力を入れているのが羅臼町企画振興課のみなさんです。

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移住を決断する際に大切なのは、多くの場合は雇用と住む場所の確保ではないでしょうか。羅臼町では少子高齢化が進んでいることからまちの規模に対して介護施設の数は多いほうで、診療所も医師が常駐する24時間救急医療体制の診療システムを取り入れています。これからの将来も見越して、介護職員や看護師の増員を移住施策を通じて強化しているというのです。
「羅臼町へ移住していただける方はどんな方も大歓迎!移住の候補地として検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当課にご相談下さい。特にまちの現状や『仕事』の情報提供も併せて考えると、介護福祉と医療の分野で有資格者の人材は本当にウエルカムです。」

一方の住まいは、まちに不動産業者がないことから役場がサポートに力を入れています。平成27年には、スムーズな移住を促すためにも「空き家・空き地バンク(ホームページなどで空き家・空き地の情報を提供する仕組み)」を利用できるように体勢を整えました。そして、移住を推進していく取り組みの目玉としては、平成27年から5〜7日間程度の「移住体験モニター」を行っているそうです。

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「移住体験モニターでは、これまでに介護職員や看護師を対象に、平成27年は3名、翌年は5名を受け入れて、介護施設や診療所で職業体験をしてもらいました。期間中の住居には船見町職員住宅を活用しましたが、残念ながら移住に結びつきませんでした。」
そのような背景から改善が進み、結婚や幼稚園入園時の助成といった支援の他にも、移住者にとって魅力的に映るサポートを行うことにも力を入れ、充実をはかっているところなのだとか。また受け入れ間口が広く、手軽に参加できる移住モニターの他にも、就業と暮らしをもっと感じられる長期型のコンテンツも準備を進めています。

長期スパンの滞在でまちの魅力と雇用のマッチングを!

移住体験モニターは、受け入れ先となる町内の介護施設や診療所で働くスタッフのみなさんから、惜しみないサポートを受けています。人材確保を考える施設と、移住してもらいたいという行政の気持ちが、その一体感をつくっているようです。ただ、短い期間の体験型の利用ももっと増えて欲しいと考えると同時に、より「移住体験」から「移住経験」になるような長期型のパターンも設定することで、さらに利用してくださる方に、リアリティがあるコンテンツを提供できるのではないだろうかという意見も飛び出しました。
そこで、「私たちは民間事業者が行う就業体験の架け橋役として1カ月以上6カ月以内の『羅臼町ちょっと暮らし体験』の企画を立てることにしたんです」との説明もありました。
受け入れるのは、介護支援専門員(ケアマネージャー)・介護福祉士と介護職員(初任者研修または実務者研修終了者)、そして看護師。参加者の拠点には3LDKの部屋や診療所住宅を用意し、長期スパンで羅臼町の暮らしを体験できる枠組みをつくり上げました。

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「羅臼では大ワシが鳴き声をあげながら悠々と空を飛ぶ姿を眺められたり、海のほうに行けばシャチやトドがごく普通に見られたり、自然フリークの方には夢のような環境。本州から観光ガイドとして移住してくる方も少なからずいるので、まちの魅力度は高いと胸を張っていえます。今後は、介護と医療の分野で働く人に、羅臼の良いところを伝えていければ」と、役場のみなさんも行政の仕事だからというだけでなく、1人の町人として、その魅力を発信することに全力です。
「羅臼町移住体験モニター」そして「羅臼町ちょっと暮らし体験」はまだまだ始まったばかりです。この町は幼小中高の一貫教育に加え、全校がユネスコスクールに加盟。世界自然遺産知床羅臼町の特色ある授業として、クマ学習などの「知床学」を展開するなど、子育て世代の方にとっても注目の学びや取り組みがたくさんあります。

医療・介護で現在働かれており転職を考えている方、環境を変えたい方、ブランクのある方などなど、小さな町ですが、人に囲まれる温かい暮らしを送りたい方にはピッタリの環境だと思います。町の暮らしを気軽に知ることができる「羅臼町移住体験モニター」に参加するも良し、シゴトを通じて町の魅力や人との交流の深いところまでグッと踏み込める「羅臼町ちょっと暮らし体験」を経験するも良し。これらの素敵な仕組みを活用して、羅臼町への移住が実現可能かを模索してみてはいかがでしょうか?


現在、羅臼町移住体験モニターを募集しています。

ご興味のある方は、以下のページをご覧下さい。
(Webサイト 北海道で暮らそう!特設ページに飛びます)
http://kuraso-hokkaido.jp/monitor-rausu2017/


「羅臼町ちょっと暮らし体験(民間事業者等が行う就業体験施設)」

受け入れている施設・企業のお話は以下のページをご覧下さい。羅臼町の暮らし方も垣間見ることができます。
家族と暮らすように働ける羅臼の介護施設。グループホーム羅臼しおさい

羅臼のまちに馳せる思い。有限会社M&Y

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羅臼町企画振興課
羅臼町企画振興課
住所

北海道目梨郡羅臼町栄町100番地83

電話

0153-87-2114

URL

http://www.rausu-town.jp/

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「移住体験モニター」か「ちょっと暮らし」で羅臼を知ろう!

この記事は2017年6月9日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。