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このまちのあの企業、あの製品
赤平市

うす〜いティシューにもこだわりがいっぱい。赤平製紙20161005

うす〜いティシューにもこだわりがいっぱい。赤平製紙

北海道で販売されているエリエールをすべて製造

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「小学生の時に行ったことある!」赤平製紙という社名を見て、そう思った人は多いかもしれません。空知エリアの小学校では、社会科見学でこちらの工場を訪れるのが、定番中の定番。毎年たくさんの子どもたちが、キラキラと目を輝かせて工場見学にやって来ます。赤平製紙の工場で作っているのは『エリエール』のブランド名でおなじみのボックスティシューやトイレットペーパー。エリエールの発売元である大王製紙のグループ企業として、北海道エリアでの製造を任されているのです。
「道内で販売されているエリエール商品は、すべてこの工場で作られたものなんですよ」
そう説明してくれたのは、今回お話をうかがった志筑秀樹さん。
「家庭紙と呼ばれるボックスティシューやトイレットペーパーをはじめ、キッチンペーパーやポケットティシューも作っています。製紙工場なのに独特の臭いがしない?それは原料となるパルプを製造していないから。当社ではパルプから紙を作る『抄紙』という工程と、切る、折りたたむ、などの『加工』の工程がメイン。臭いは全然気にならないでしょ?」

原料のパルプに成分を配合し多彩な製品を世の中に

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「私が担当している抄紙とは、紙を『すく』という意味です。原料のパルプを水に溶かし、均一に広げ、乾燥させることで、製品の元になる大きな紙を作るんです」
なるほど、機械から出てきた紙がグングン巨大なロールに巻き取られてる!ところで、どんな種類の紙も作り方は同じなの?
「基本的には同じですが、紙をやわらかくする成分を加えたり、強度を保つ成分を加えたりすることで紙の質感を調整しています。例えば『エリエール贅沢保湿』という商品なら、特別にブレンドした成分を加え、非常にしっとりした肌触りのティシューに仕上げているんです」
原料となるパルプも日本産と外国産では品質に差があり、加える成分を調整することでその差をカバーしているんだとか。うーん、なんだか難しそう...。
「と、思いますよね?実際、私も会社に入ったばかりのころは右も左も分からず、本当にたくさんの失敗をしました。でもね、その失敗をあたたかく見守ってくれる先輩や上司がいたんです。だから失敗してもめげずにチャレンジできたし、今のように仕事を任されるようにもなったんです」

やわらかさも手触りも自由自在紙作りのプロフェッショナルに

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赤平製紙では一台の抄紙機を駆使して20種類以上の紙を作り分けています。
「いろんな紙を作れるというのがこの会社の魅力でもあるんです。特に新人のころは作れる紙が増えることで自分の成長を実感できますし、ほかの紙にもチャレンジしようとモチベーションも高まります。パルプに加える成分の比率を変えたり、機械の設定を変更したり...。私自身、自分の思い通りの紙を作れるようになって、ヤリガイも達成感もグンと大きくなりました」
志筑さんの言葉の端々から、紙作りという仕事への誇りと愛情が伝わってきます。まさにプロフェッショナル!と思えるのですが、本人は「まだまだ、全然(笑)」と照れ笑い。
「この会社では中堅ですし、何十年と紙作りに携わっている先輩には全くおよびません。でも紙作りの仕事は奥深く、とても面白い。もっともっと追求していきたいって思えるんです。天職?もしかしたらそうなのかもしれませんね!」

紙作りにも人作りにも真剣です

akabiraseishi1.JPG抄紙課 今関伸二さん

「製紙工場の仕事というのは、ほかではなかなか経験することができません。つまりは誰もが未経験。当社では約1カ月の入社時研修やマンツーマン指導を取り入れることで、知識や経験がなくても紙作りの基本からしっかり身に付けられるようにサポートしているんです。パルプを溶かして広げるという基本的な製法は同じですが、加える成分や機械の操作によってガラリと表情を変えるのが、紙作りの不思議さであり、魅力でもあります。ぜひ私たちとともに紙作りの世界にチャレンジしてみませんか。」

赤平製紙株式会社
住所

北海道赤平市共和町199番地5

電話

0125-32-2250

URL

http://www.elleair-akabira.com

【事業内容】フェイシャルティシュー、トイレットティシュー、キッチンタオルの原反製造・加工・販売

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うす〜いティシューにもこだわりがいっぱい。赤平製紙

この記事は2016年7月25日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。