学校の紹介
2016年に道立高校から町立高校に移管した連携型中高一貫校。通称「オッコー」。2021年度の生徒数は3学年合わせて82名で、その約半数が「島留学生」と呼ばれる島外から進学してきた生徒達です。
「まなびじま奥尻PROJECT」と銘打ち、離島であることの強みを最大限に活かした教育を目指す同校では、スクーバダイビングの授業や地域と連携した町おこしワークショップなど、多くの取り組みを行なっています。
2020年 令和元年度檜山管内教育実践表彰受賞
2021年 令和2年度北海道教育実践表彰受賞
この学校ならではの特色
■生徒の約半数が「島留学生」多くは北海道内各都市出身者ですが、本州からの進学が年々増えてきています。島留学生には寮または下宿が用意されており、奥尻町教育委員会で組織する「島の房暖ロッジ取次団」が、宿舎の手配に力を貸してくれます。島をよく知る地域住民が、島での暮らしをサポートしてくれる「島おや制度」は、いざという時に心強い存在です
■スクーバダイビングのライセンスがとれる
普通科高校では非常に珍しくスクーバダイビングの授業を行なっており、生徒の多くが卒業時にはNAUIオープンウォーターダイバー(Cカード)のライセンスを持っています。中には在学中に潜水士(国家資格)の資格を取得する生徒もいるそうです。
■進化する「まなびじま奥尻PROJECT」
スクーバダイビングを含め、「奥尻島はまるごと学校」という視点で多くの先進的な取り組みを行なっています。
例えば奥尻島の様々な課題を、各界のプロフェッショナルの協力の下で、地域の主体者として考える「町おこしワークショップ(総合的な探究の時間)」や、奥尻の魅力を様々な視点から紐解き、発信方法を工夫しながら街の活性化につなげる「奥尻パブリシティ本部(総合的な探究の時間)」など、生徒は積極的に取り組んでいます。
- 北海道奥尻高等学校
- 住所
北海道奥尻郡奥尻町字赤石411-2
- URL