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まちおこしレポート
占冠村

占冠の森を獣害から守るための試み。20161005

占冠の森を獣害から守るための試み。

かけがえのない生命を全うすることも森から学びました。

占冠の財産とも言える緑豊かな森林。それは大地に根を張る何千何万という樹木で形作られています。
最近、その森林の健全な更新や、木材生産をさまたげる要因としてあげられるのが『獣害』。中でも増えすぎたエゾシカによる木々の樹皮や枝条への『食害(しょくがい)』は、特に深刻な課題となっています。
占冠村でもこうした被害から森を守るために、林業振興室が中心となり猟友会や森林管理者と連携を図りながら、生息密度指標の把握や継続的な駆除に取り組んでいます。
担当しているのは占冠村役場、林業振興室の浦田剛さん。北海道大学のヒグマ研究グループで野生鳥獣についての造詣を深めた、この課題のプロフェッショナル。
「エゾシカの命も他の動物達と同じで、かけがえなく尊いもの。ですから駆除では被害対策の効率を考えること、苦痛を最小限とするよう努力すること、さらにその一体一体を処理施設で確認するシステムにより、食肉等への利用率を頭数割合で9割以上に維持しています。こうした取り組みは全国でもかなり珍しいのではないでしょうか」と浦田さん。
生命を尊ぶという誇るべき気質は、占冠村ならではのものなのかもしれません。

占冠村役場 林業振興室
住所

北海道勇払郡占冠村字中央

電話

0167-56-2174

URL

http://www.vill.shimukappu.lg.jp


占冠の森を獣害から守るための試み。

この記事は2016年7月4日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。