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恵庭市

世界を一周した旅人が選んだ新たな住処は「北海道」でした。20180611

世界を一周した旅人が選んだ新たな住処は「北海道」でした。

縁もゆかりもない地への移住

北海道恵庭市に、クリアデザインというデザイン会社があります。


2018年3月、ここに世界一周を終えた一人の男性が入社しました。名前は廣瀬僚一さん。生まれは福岡で、大学進学と同時に大阪へ出てそのままその地で就職。その企業で4年半程働いた後、奥様と世界一周の旅に出ました。

clear_hirose3.jpg退職した1カ月後、入籍しそのまま旅へ。なんともドラマティックな展開です。

「大学生の頃、3年半で卒業に必要な単位は取り終わっていたため、卒業までに残された時間を利用し海外旅行に出ました」と話す廣瀬さんが初めて訪れた国はアメリカ。「まずはニューヨークに行ったんですが、最初はとても怖いな〜と思いましたね(笑)」なんて当時を振り返ります。

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怖い、と最初は思ったものの、次第に旅の楽しさにのめり込んでいった廣瀬さん。しかし卒業までの時間は限られたもの。時間は足りませんでした。

「いつかまた、お金を貯めて次は世界一周旅行に出ようと決めたんです」と言う廣瀬さんは、実際にその夢を叶えたのです。

特に印象に残った国は?と尋ねてみると、中央アジアに位置する旧ソ連邦の「キルギス共和国」と答えが。「本当に何もないところだったんですが、それがまた良いなと思って」とその理由を語ります。そんな「何もない」ところを見て心を動かされた廣瀬さんは、次第に「帰国後は、自然がたくさんあるところに住みたい」と思うようになっていったそう。

clear_hirose4.jpg旅の最中、奥様と自然溢れる場所でのこんなほのぼのショットも。

「旅に出る前までは普通に会社に勤めて・・・という生活をしていましたが、色々な生き方が出来るということを旅を通して学びました。なんとかなるという精神を身につけましたね(笑)」。

だからこそ、帰国後に挑戦してみたいと思いついた職業はWEB関連のお仕事。「パソコンさえあれば、どこでも仕事が出来ますから」と、さすが旅人ならではの視点です。

恵庭市への移住を決めた理由

1年半程の旅を終え、一度福岡の実家に帰った廣瀬さんでしたが「自然がたくさんあるところに住みたい」と旅で得た感情を胸に、今後の奥様との定住先を模索していたそう。その時に選択肢として入っていたのが北海道でした。

その後たまたま廣瀬さんの私用で東京を訪れた際、偶然同日に北海道移住フェアというイベントが開催されており、そこに立ち寄ったことが運命の始まり。このイベントは北海道の各市町村がイベント会場にてそれぞれブースを出展し、道外の方で北海道への移住を考えているという人々が直接そのまちの人に「移住」に関しての相談ができるというもの。

タイミングも良かったので寄ってみたという廣瀬さんは、北海道の中でも実家に帰りやすい場所をと考え空港に比較的近い市町村のブースに足を運びました。そこには、現在廣瀬さんが身を置く恵庭市も。

「実は、旅をしていた時にメキシコで泊まった宿のオーナーが恵庭市出身の方だったんです。それでこの地名の名前は以前から知っていました」。

そんな縁もあり、その後実際にこのまちに訪れ、恵庭市が企画する、「オーダーメイドツアー」に参加。恵庭市で生活するにあたり必要なスーパー等の施設を始め、恵庭市内を案内してもらったそう。

「案内してもらって、実際に住んでみないと分からないこともたくさんあるなという思い、そして、ここなら住めそうだなとも思いました」。

なんとなく自分がここに住むのだというイメージを固め、恵庭市へと移住を決めた廣瀬さんご夫婦。適度に田舎、適度にまち、そんな恵庭市の魅力が移住の最後の決め手でした。

驚くべきスピードで移住後に内定を手に入れる

2018年2月1日に晴れて恵庭市に移住した廣瀬さん。なんとその1カ月後には働き始めるという全てがトントン拍子。


「職が見つかったきっかけでもあるのですが、その東京の移住イベントで『ジョブキタ紹介』の三浦さんに出会ったんです」。

clear_hirose6.jpgジョブキタ紹介についての詳しい情報はこちら

ジョブキタ紹介というのは、弊社株式会社北海道アルバイト情報社が持つ人材サービスのひとつ。弊社もこの移住イベントで、北海道のお仕事を移住希望者の方々にご紹介していたのです。

「そして三浦さんから紙・WEBのデザイン会社であるクリアデザインを紹介していただき入社が決まりました。ここまで来るのにスムーズすぎてビックリです(笑)」。

こうして旅をしている最中に思いついた「WEB関連の仕事に就きたい」というその想いも叶ったのでした。

clear_hirose5 .jpgその噂の「三浦さん」こと弊社の三浦智広。求職者と企業の間を取り持つベテランです。

三浦に、廣瀬さんと会った時の印象を聞いてみました。
「はじめてブースで出会った時は2017年の6月。さわやかなご夫婦という印象でしたね。その後、改めて相談したいと連絡をいただき、札幌の弊社事務所にて移住に関するご夫婦の希望や、ビジョンを改めてお聞きしました。無事、希望を叶えて恵庭へ移住してほしいと思ったことを覚えています」。

そして2018年1月、ついに恵庭市への引っ越しが決まったということで、三浦と共に真剣に職探しスタート。その時に「社長自身も世界を旅した経験のある人がいる会社」ということで、廣瀬さんとも気が合うのでは?と、クリアデザインをご紹介。その後三浦と廣瀬さんは共にこの会社を訪問し、社長とも意気投合。そうして上手い具合に、引越から1カ月後には働けるようになったのでした。

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無事に移住し、転職も叶った廣瀬さんは今、北海道を楽しもうと奥様と土日のお休みを利用して北海道ドライブに楽しんでいます。

「この前は恵庭から芝桜を見るために北見までドライブしてきました」
恵庭から北見まで、その距離約300km以上。すごい体力です。

そんな廣瀬さんに、北海道のオススメスポットをたくさん教えているのが同僚の山田歩美さん。彼女も、北海道への憧れを胸に移住してきた一人です。

clear_hirose7.jpg北海道が大好きな山田さんは、今の仕事でもその気持ちがとても活きているという話をしてくださいました。

現在廣瀬さん山田さんが共に働くこのクリアデザインという会社は、デザインの枠を超えて最近ではまちおこし系のお仕事も担っています。例えば、恵庭市と一緒に移住者交流会を企画・運営したり、インスタグラムなどのSNSを駆使し、そのまちのスイーツを市民参加型で盛り上げたり...そんな業務について山田さんは「大好きな北海道をPRする仕事が出来るのでとても楽しいし、より気合いが入ります!」と元気に話してくださいました。

clear_hirose8.jpg会社から一歩外に出ると、目の前はキレイに整備された道路。そして、そこにはたくさんの花が植えられています。

「北海道に遊びに来る人がいたら、大抵みんな札幌とかに行くと思うけど、私は友人たちに最後空港に戻る前に恵庭に立ち寄ってもらって、タカトシ牧場としても有名な『むらかみ牧場』に連れて行くのが恒例です。ここのソフトクリームは、今のところ食べたことのあるソフトクリーム私の人生至上1番美味しい!未だにこの1位の座は他に奪われていません」と止まらぬ北海道愛、恵庭愛でニコニコ笑顔。そんな山田さんオススメスポットを、廣瀬さんは今後も少しずつクリアしていくことでしょう。

廣瀬さんにとっても、まだまだ始まったばかりの北海道での新たな人生。良いスタートを切った今、少しずつ恵庭から世界に広がる「何か」を発信していってくれるのではないでしょうか。

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廣瀬さんが世界を旅をしている間に撮影した写真

有限会社谷川企画CLEARdeSIGN(クリアデザイン)廣瀬僚一さん
住所

北海道恵庭市恵み野西1丁目25-6

電話

0123-25-3831

URL

http://clear-design.jp


世界を一周した旅人が選んだ新たな住処は「北海道」でした。

この記事は2018年5月15日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。