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東神楽町

53歳で東神楽に移住した男性のお話。20161219

53歳で東神楽に移住した男性のお話。

関西出身の営業マンが東神楽町の地域おこし協力隊に!?

平成28年10月から東神楽町の地域おこし協力隊として働いている小島茂さん。生まれは大阪で育ちは奈良、前職は携帯電話代理店の営業職です。転勤で全国各地を飛び回っていたこともある小島さんがこのまちに腰を落ち着けた理由を直撃しました。

まちの風景が幼少期を過ごした奈良に似ていて。

小島さんが北海道に移住したのは24年ほど前。当時は大阪で家業の米屋さんの後継者として働きながら、敷地内でバーも同時に営業させる夢に向けて計画する日々でした。
「妻は北海道生まれ。実は大阪の気候にはずっと馴染めなかったみたいで、義父の大病をきっかけにUターンしたいといわれました。もちろん反対する理由はありませんから、子ども2人を引き連れて札幌に移住することにしたんです」

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北海道で携帯電話代理店の営業職として再スタートを切った小島さん。仙台や横浜、広島などに単身赴任し、50歳の節目に札幌に戻ってきました。ところが、与えられたポジションは営業職ではなくオペレーションセンターのマネージャーだったといいます。
「僕は人と接してナンボなタイプだから、内勤の仕事がまったく肌に合わず...(苦笑)。仕事に張り合いが持てずにいたところ、東神楽町が平成28年にまちの第一号となる地域おこし協力隊を募集するという資料を見つけました」
小島さんは東神楽のまちを何度か訪れていて、山に囲まれた盆地の風景が幼少期を過ごした奈良に似ているところがお気に入りだったとか。さっそく奥様を「口説き落とし」、地域おこし協力隊として働く準備を整えました。

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60歳までにゲストハウスを立ち上げるのが目標!

取材陣が気になったのは小島さんのご年齢。聞けば53歳とのことですが、地域おこし協力隊に踏み出すには少し勇気が必要なような...。
「募集書類には年齢条件が『概ね39歳まで』と記載されていたので、『概ね』ということは僕の年齢でもどうにかチャレンジできそうだなって(笑)。ただし、まちの課題や今後の展望を綿密に練った上で面接に臨みましたよ」
見事に採用された小島さんは、観光担当として「ひがしかぐら森林公園の魅力最大化」のミッションに奮闘中。キャンプ場やパークゴルフ場を備えた自然豊かな公園をリニューアルする任務と向き合っています。

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「まだ着任から2カ月(取材時点)ということもあり、公園の管理スタッフと意見を出し合ったり、SNSやブログを立ち上げて魅力を発信したり、道内外の人が『ここに行ってみたい』と思えるアイデアの下地をつくっている段階です。僕自身キャンプやアウトドア活動が好きなので、ワクワクして仕事に取り組めますね」
小島さんは60歳までに東神楽町で起業するのが目標なのだとか。地域おこし協力隊に応募したのはまちの人々とふれ合う機会も多く、地域にもまれながら絆を結びやすいという考えがあったからです。

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小島さんが計画している事業はコミュニケーションカフェを併設したゲストハウスの運営。なぜ、宿泊施設に目をつけたのでしょう?
「まちの人からは『なんでこんな小さなまちに来たの?』とよく尋ねられますが、僕にとって東神楽は良い塩梅の田舎なんです。周りにはのどかな田園風景が広がり、美しい旭岳も目の前に眺められます。けれど、都会の旭川までは車で20〜30分だし、旭川空港からのアクセスもバツグン。こんなに恵まれた環境なんだから、観光客が通過するだけではモッタイナイ!ぜひ、お手ごろな価格で泊まってもらって、まちの魅力を知ってほしいんです」

higashikagura_kojima_006.jpg事務作業中の小島さん。

東神楽町地域おこし協力隊(東神楽町役場産業振興課内)
東神楽町地域おこし協力隊(東神楽町役場産業振興課内)
住所

北海道上川郡東神楽町南1条西1丁目3-2

電話

0166-83-2114

URL

http://www.town.higashikagura.lg.jp/

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53歳で東神楽に移住した男性のお話。

この記事は2016年12月3日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。