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千歳市

世界を走る自動車の精密部品を製造!株式会社デンソー北海道20180818

世界を走る自動車の精密部品を製造!株式会社デンソー北海道

多くの人が一度は「デンソー」という企業名を耳にしたことがあるはず。自動車部品業界で世界トップレベルの技術と実績を誇り、国内外を合わせると、200を超えるグループ企業や製造拠点を有する企業。その「デンソー」の100%出資で平成21年に誕生したのが、「デンソー北海道」です。
「デンソー北海道」は千歳市の工場を拠点に、自動車に搭載する半導体センサの設計から製造までを一貫して実施。エンジンやブレーキ、吸排気システムなど、自動車構造の主軸を支える部品がここから生まれています。今回はその千歳市の工場にお邪魔しました。

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千歳から海外へ! 世界の車を動かす部品がここから誕生。

千歳市にある工場に足を踏み入れると、そこはいつか映画で見た近未来の工場のよう。「なるほど。そんな感想を抱いてしまう方もいるかもしれませんね」と笑顔で語ってくれたのは、同社製造部の若きリーダー横山真光(よこやま なおみつ)さん。「自動車部品の製造ラインと聞くと、ベルトコンベアや人の手で部品を組み立てるようなイメージを持つ方がいるかもしれませんが、それは遠い過去の話です」。デンソー北海道の工場は、最高水準のコンピュータシステムやロボット技術が駆使された最先端のファクトリー。実作業に当たるのもマシンやロボットが行っていました。

bear_denso_3.jpg製造部リーダーの横山真光さん

聞くと同社工場の建物面積は31,200平方メートルもあるのだそう。この広大な工場の中には現在18の生産ラインが配備され、『イナーシャセンサ(車両安定制御システムのキーデバイスとして、車両のスピン・ドリフトを検出し、安定な姿勢を保つもの)』や『コモンレール圧センサ(ディーゼル燃料噴射システムのキーデバイスとして、燃料蓄圧を検出し、噴射制御を最適化するもの)』など自動車用の半導体センサを製造していると言います。それは、どれも手のひらに乗るような小さな製品です。「最近の自動車部品は、シンプルで小型かつ高性能がコンセプトになっていますからね。とはいっても弊社の製品は、エンジンやブレーキの制御などに直結する非常に重要な製品ばかり。デンソー北海道は、人の命を預かるという重要な役割も担っているんです」

スタッフがロボットを操る時代に。

作られた半導体製品は、国内ならびに海外のカーメーカーで利用。同社の製品が世界中の自動車に搭載されていると言っても過言ではありません。「実はこれが、私たちスタッフの自慢でもあるんです」と横山さん。世界から求められているからこそ、製造には細心の注意が必要と横山さんは言います。「チリやホコリ、高湿な環境は精密機器の大敵。そのため、クリーンルーム内は空調や温度管理を徹底し、クリーンな環境を保持しています。さらに、特別な素材のユニフォームを着用し、ホコリを持ち込まない工夫もしているんですよ」

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実際に製品を組み立てるのは機械やロボットですが、しかしそれらを操作したり監視するのはあくまでスタッフ。一見難しそうですが、少しずつ慣れれば大丈夫と横山さんは言います。「弊社スタッフの平均年齢は28歳、高校を卒業したての若手社員も多いんですよ。また一般の製造ラインはもちろん、品質検査は細心の注意が必要なため、女性が得意とする分野かもしれませんね」。そのなかで横山さんは、ブレーキの圧力センサの製造ラインで現場の責任者を務めています。「製造ラインやスタッフのオペレーションの状況などを管理しています。スタッフがストレスを感じることなく、のびのびと働けるようにするのも私の大切な仕事だと思っています」

モノづくりには、チームワークとアイデアが大切。

同じ作業の連続というイメージを持たれることの多い工場ですが、実際はミーティングなども多く、さまざまなセクションの仕事も経験できるのが「デンソー北海道」の良いところだと横山さんは言います。「生産ラインもスタッフのアイデアや提案でどんどん改善されていきますし、それが成果に直結するため、やりがいもとても大きいです。現場のスタッフみんなで味わう一体感や達成感は、本当に格別ですよ」

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最先端のテクノロジーと温かな社風、両方あるのが特徴です。

続いてお話を聞いたのは、経営管理部の桝井さん。「デンソー」が半導体センサの生産拠点として、数ある候補地のなかから選んだのが北海道千歳の臨空工業団地。その理由を桝井さんは、広大な土地と良好なアクセスに加え、優秀な人材が多く輩出されているという地域特性にもあったと教えてくれました。

bear_denso_6.jpg経営管理部 人事総務次長の桝井宣克さん

「設立以来、事業の拡大を続けています。弊社の製造は、ロボット技術が駆使された生産ラインと、社員のモノづくりのスキルによって支えられており、スタッフの仕事はそれらの機械の操作・保全、製品の品質チェックなどが中心。入社時に特別な資格や知識、経験は問いません。研修制度が整っておりますので未経験者でもやる気さえあれば大丈夫です」と桝井さん。最先端の工場で働くと耳にすると、無機質な環境を思い浮かべがちですが、同社はまったく逆。チームワークとコミュニケーションを大切にし、『心の通い合う企業』を目指しているのだそう。「社内ではあいさつ運動や全社規模でのレクリエーションを実施したり、社外活動では地域の清掃や夏祭りにも参加したりしています。社員同士、そして地域との交流を深め『心の通い合う』職場を目指しています。世界のクルマを支える技術に触れる、温かで心の通った職場で働く。その両方を味わえるのが、デンソー北海道の魅力です」

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株式会社 デンソー北海道
株式会社 デンソー北海道
住所

北海道千歳市泉沢1007番地195(千歳臨空工業団地内)

電話

0123-47-8800

URL

http://www.denso-hokkaido.co.jp/

関連会社
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世界を走る自動車の精密部品を製造!株式会社デンソー北海道

この記事は2013年12月15日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。