こんにちは。くらしごと編集部です。
突然ですが皆さん、「豊かな海づくり大会」って知ってますか？「豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護育成と、その基盤となる豊かな海づくり思想の普及啓発を図ることを目的とした国民的な大会です。1981年（昭和56年）に大分県で第1回が開催されて以来、毎年全国各地で開催されています。

そしてなんとこの度、北海道で独自の「北海道豊かな海づくり大会」が開催されます！北海道における豊かな海づくりを推進するために、北海道が主体となって開催する大会です。地域を支える水産業の発展、豊かな自然の保全と継承、道産水産物の魅力発信を目的に開催されるこのイベント。
今回のメルマガは、こちらを主催・運営する北海道水産林務部の担当の方からのお知らせです！

北海道庁 水産林務部の大塚です。
さて早速ですが、今回は、6月1日(日)に小樽市で開催される「第1回北海道豊かな海づくり大会」について、ご紹介いたします。

「豊かな海づくり大会」とは

国内においては、食卓に安全で美味しい水産食料を届けるため、水産資源や環境保全の重要性を広く周知し、つくり育てる漁業の推進を通じて、漁業の発展を図ることを目的に、「『全国』豊かな海づくり大会」が、毎年、各都道府県ごとに開催されています。

一昨年の令和5年9月には、天皇皇后両陛下のご臨席のもと「第42回全国豊かな海づくり大会」が厚岸町で開催され、北海道としては38年ぶりの大会の開催となりました。

この全国大会の開催で高まった気運を生かし、先人達の守り続けた海の恵みに感謝し、北海道の豊かな海を守り育て、次世代につなげることを目的に、令和7年度より、北海道としての「豊かな海づくり大会」を開催することとし、今回、第1回目の大会を、本年6月1日(日)に小樽市で開催することとしました。

第1回北海道豊かな海づくり大会の内容

気になる大会の内容ですが、大きく分けて3つの企画をしております！

1つ目は、放流行事で、ウイングベイ小樽の隣にある、築港臨海公園で行います。こちらは、小樽市も含めた日本海地域において、近年、漁獲量が増加傾向にあるニシンの稚魚を放流する催しとなっているのですが、有り難いことに、参加者が定員に達し、すでに受付を終了しております。ただ、当日は、放流会場の沖で、地元の漁船が大漁旗を掲げて歓迎航行することとしており、ウイングベイ小樽の中からもはっきりと見えると思いますので、この貴重な機会にぜひご覧ください！

2つ目は、ウイングベイ小樽で行われる、物販や体験、企画展示のイベントです。こちらは、ウイングベイ小樽の中に4会場を設けて行うのですが、地元後志管内の団体による、水産物や農産物、木材製品などの販売や、水産業をはじめとした一次産業に関連する企画展示、貝殻や木材を使ったオリジナルグッズ製作や、タッチプール、木の玉プールなどの体験コーナーなどなど、まさに子供から大人まで幅広くお楽しみいただけるイベントをご用意しております！
また、当日は、豪華海の幸が抽選で当たる、クイズラリーも開催いたします！ウイングベイ小樽内の各イベント会場にヒントが隠されていますので、全ての場所を巡っていただいて、ぜひ豪華景品を当てちゃってください！

※写真はイメージです

3つ目は、官公庁船の一般公開でして、場所は小樽港の第3号ふ頭となってます。海上保安部の巡視船と水産庁の取締船の船内を実際に見学できるほか、船員の方にも専門のお話が聞けるという、船のお好きな方にはもちろん、お子様も非常に楽しめる企画となっておりますので、こちらもぜひ足をお運びください！

お仕事も？

今回「くらしごと」さんのメルマガ記事として大会の紹介をしていますが、ウイングベイ小樽で行われる企画展示には、『しごと』をコンセプトにした、ブースも多数出展することとしており、水産業、林業のほか、関係する官公庁の業務内容の紹介、北の森づくり専門学院を始めとした学校紹介など、実際にブースの方からお話を聞くことで、新たな"しごと"の発見にも繋げていただけるかと思います。

最後となりますが、北海道の豊かな海をより身近に感じていただけるような、楽しく学びのある大会となっておりますので、皆さま6月1日はぜひ会場にお越しください！
私も会場におりますので、ぜひお声がけください！ちょっとした小ネタを提供しちゃいます！

関連行事の海浜清掃も皆さまの協力により大成功となりました！

■「北海道豊かな海づくり大会」の詳細情報はこちら！

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