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浦幌町

自然と関わる仕事をしたくて「林業」へ20170119

自然と関わる仕事をしたくて「林業」へ

札幌での事務職から転職

札幌市出身の土田瑞恵さんはキャンプへ行ったり、山登りしたり、アウトドアが大好きな女性です。建設コンサル業の事務職に就いていましたが、2015年に「自然と関わる仕事をしてみたい」と転職を考え、「林業」に興味を持ちました。
「ちょうど札幌の北海道森林整備担い手支援センターで林業就業支援講習を行っていて、チェーンソーと刈払機の資格を取得できるというので受講しました。」

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実際に作業を体験してみて「面白い」と手応えを感じた土田さん。就職を相談した担い手支援センターから「札幌近郊での採用は男性が多いけれど、十勝・浦幌町の北村林業株式会社さんは4月に高校新卒の女性の採用が決まっている」と聞き、ふつふつとやる気が湧き起こります。 
早速、就業相談イベント「森林の仕事ガイダンス」で北村社長と話したところ感触がよく、採用が決定。札幌を離れ浦幌町での就職とあって、親や友人からは「大丈夫?」と心配されたそうですが、自分の思いを貫いて林業の仕事に飛び込みました。「最初は、男性が多い職場なので不安もありましたが、入社してみたら優しい方ばかりで全然イメージが違いました。仕事を一から教えてくれて、とても働きやすい職場です。」恵まれた環境で、2016年1月から働いています。

達成感を味わえる仕事

仕事の内容は、植林予定地で苗を植える前に雑木や草などを整理する「地ごしらえ」をはじめ、5月の「植え付け」、苗の成長を妨げる雑草を取る「下刈り」のほか、伐採補助作業が中心です。斜面を移動する時は安全なところを見極めて足を踏み出すよう注意し、チェーンソーを使うペア作業では相手がいる方に枝が飛ばないよう安全第一を心掛ける毎日。初めての作業で体力的に大変な部分はあるものの、3〜4カ月経った頃から慣れてきたそうです。
「最初は曲がっていた植え付けも、立てた棒を目印にだんだんまっすぐ植えられるようになりました。斜面もうまく歩けるようになって体力が付いたなと感じています。作業前後でまったく違う景色が広がっているのを見ると達成感を味わえますし、自分の植えた苗から芽が出て根付いていると思うと嬉しいですね。」

いずれはチェーンソーや大型機械を使いこなしたい

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チェーンソーで木を倒したり、林業専用の大型機械を操縦したりする先輩たちを見て「カッコイイ。いつかは自分も」と目を輝かせる土田さん。
女性だからやっぱり日焼けは気になるし、虫の多い夏場の作業にも悩まされますが、ばっちり対策して毎日いきいきと仕事に取り組んでいます。
「朝は早くても夕方は早めに終わる仕事なので、時間を有効利用できるのもいいところです。今はランニングにはまっています」と話し、趣味を楽しみながら体力づくりにも余念がありません。少しずつ増えている「林業女子」の一人として今後の活躍が楽しみです。

urahororingyou2.JPG休憩時に同僚の大西さんと談笑する土田さん。

北村林業株式会社
住所

北海道十勝郡浦幌町帯富97-3

電話

015-576-2332

URL

http://kitamura-ringyou.com/


自然と関わる仕事をしたくて「林業」へ

この記事は2016年12月19日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。