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七飯町

七飯町の雇用も水耕栽培で実らせたい! 株式会社アプレ20161005

七飯町の雇用も水耕栽培で実らせたい! 株式会社アプレ

ナスもキャベツもホワイトセロリも。世界が驚く多品目の水耕栽培!

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土を一切使わずに水や培養液で作物を育てる水耕栽培。近年、大手企業も実地に乗り出しているが、一つの施設で一品種しか育てられないのが通説だった。この常識を覆したのが株式会社アプレ。昨年、道南の七飯町という小さな街で多品目の水耕栽培に成功し、すでにビジネスとして野菜を流通させている。「当社で開発した独自の培養液や環境整備システムを使えば、キャベツやホワイトセロリ、さらに水耕では不可能とされてきたナスまで一つの工場で多彩な作物を育てられます。土耕栽培とは違って虫もつきにくいので、もちろん無農薬」とは専務取締役の山根基広さん。もともとは七飯町で無農薬の土耕栽培に携わるかたわら、17歳のころから水耕栽培の研究も独学で進めてきたという。
「水耕栽培の場合、一つの作物が約20日間サイクルで収穫まで至ります。土地が狭くても大量生産できますし、培養液と水の合わせ方や収穫時間にこだわることによって、市場の人も驚くほどおいしい作物が実るんです」
同社はクリーンな自然エネルギーを数多く使って工場を稼働させているのも特徴。温泉熱と地中熱を用いた暖房と、井戸水を使った冷房システムで室内の温度を常に18〜20度にキープ。さらに、微生物をコントロールすることで、水耕に使う水の不純物を分解して半永久的に循環させている。
とはいえ、工場の完成までは苦難の連続。ストーブが炊けず、ありったけの毛布にくるまって寝た夜もあったと山根さんは苦笑する。そうまでして頑張れた理由とは何だったのだろうか。
「生まれ育った七飯町に雇用を生みたいという思いが原動力です。水耕栽培は一年を通して仕事が生み出せますし、作業環境も温か。若者が都会へ出ずとも働ける場所を作り、少しでも地元に貢献したいんです」
事実、同社ではすでに町内や近郊の人が30名以上も働いている。この革新的な水耕栽培は、七飯町にさらなる雇用を『実らせる』ことだろう。

株式会社アプレ
株式会社アプレ
住所

北海道亀田郡七飯町東大沼175-1

電話

0138-83-8341

URL

http://apure.co.jp/


七飯町の雇用も水耕栽培で実らせたい! 株式会社アプレ

この記事は2016年4月25日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。