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まちおこしレポート
石狩市

道の駅石狩「あいろーど厚田」物語 〜シリーズその120170814

道の駅石狩「あいろーど厚田」物語 〜シリーズその1

平成30年春、石狩市厚田区に新たな道の駅石狩「あいろーど厚田」が誕生します。道内120番目の道の駅となる同施設は、厚田・浜益エリアの自然や歴史、産業を活かしたユニークな複合型空間になるとか。くらしごとでは、およそ一年をかけ、この道の駅完成までのドラマをシリーズでお伝えしていきます。

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かつては独立した自治体でもあった厚田区

蒼く広大な日本海に抱かれ、その恩恵を受けた水産業や観光産業を柱に歴史を刻んできた厚田区。10年ほど前までは厚田村という独立した自治体で、四千人を超える住民が暮らしていたとか。
「平成の大合併で、浜益村とともに石狩市に吸収されたのが平成17年10月。その頃から過疎化の波が一気に加速していきました。現在の人口は、悲しいことにその当時の半分ほどなんです」そう語るのは、佐藤政喜さん。石狩市役所の厚田支所に勤務する地域振興課の主査です。

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「高校もない上に、札幌へも1時間程度で到達できるため、学生たちも買い物客も札幌に出かけるのが当たり前に。最近では厚田唯一のスーパーマーケットも撤退してしまいました」
こうした背景があるからでしょうか、厚田支所の窓から見えるまちの風景もどこか寂しげに映ります。

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厚田のまちに元気と活気を〜『道の駅構想』

高齢化の一途をたどる住民。流失する若者。素通りする観光客... 
こうした実情になんとか歯止めをかけたい、もう一度かつての厚田の賑わいを再現したい。一帯の有志が集う地域協議会で白熱した議論が繰り返される中、平成25年に浮上したのが、日本海を望む丘に開けた厚田公園を再整備し、複合施設を擁する新しいタイプの施設空間を建設しようという『道の駅構想』でした。

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「構想のキーワードとなったのは、近郊の住民が気軽に寄ることができ、遠くからも人が来るという『近説遠来』の考え。道の駅を単なる休憩所にするのではなく、そこから地元の方と観光客の交流が芽生えたり、魅力ある農産物や加工品などが発信されていくよう、創意工夫を構想書に盛り込みました」
もともと北海道の日本海側沿いのルートには道の駅が少なかったことも追い風となり、平成27年1月には、国交省の道の駅として認定。しかも「特に地域の振興や産業の活性化に寄与する」という意味合いから『重点 道の駅』という特別な称号も。
その後、およそ一年の歳月を経て実施計画が綿密に練られ、平成29年3月に地域期待の道の駅石狩「あいろーど厚田」が事業着工を迎えたのです。

(道の駅石狩「あいろーど厚田」物語 〜シリーズ その2へ続く)

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石狩市役所 厚田支所
住所

北海道石狩市厚田区厚田45-5

電話

0133-78-2012(地域振興担当、地域調整担当、産業振興担当)

URL

http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/

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道の駅石狩「あいろーど厚田」物語 〜シリーズその1

この記事は2017年6月15日時点(取材時)の情報に基づいて構成されています。自治体や取材先の事情により、記事の内容が現在の状況と異なる場合もございますので予めご了承ください。